感傷

2006年8月21日
ウォークラリーのチェックポイント員として昨日の正午から夕方までいたところ ごつごつの大きい岩をねじろにして バカみたいにずっと日なたにいてひやけも何倍増し (基本はひやけどめが足りなかったから) 一人でみんなを待ってたとき、きょうのできごとのせりふを音読したりしてたんだけど、すーっと白いカモメみたいなトリが飛んでって、それでそういえば亜熱帯らしい鳥をあんまり見ないと気付いた 昨日の夜は屋外で飲んだ ひとの眼鏡をかりたら星がいっぱいくっきり見えて目が悪いのは損だと思った ライトのそばでトンボがひっくり返ってて正しい姿勢になれないでじたばたしてて、一息つくときおなかぜいぜい言ってるように見えた そこからひとりでまっくらの道を帰ったとき、背高くて枝がさびしい木たちが白くうかびあがってニョロニョロみたいと思った もうたぶん来ないんだけどまた来たらきっと懐かしくて、これを見たらわきあがってくるぞってものや風景がうすうすわかる ベランダから海の色がかわるのを見るのがいちばん贅沢 いちばんはいっぱいあるかもしれないけど

コメント